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文化系三国志『建案マエストロ』1 中島三千恒


軍靴のバルツァー」にはまったので
中島三千恒先生の軍バル以外の作品も読みたいと思って購入しました。

中島先生はその経歴からも見て取れる通り元々は三国志畑の人。
漫画を描く動機が三国志だったそうです。
19世紀のヨーロッパがモチーフな軍靴のバルツァーこそ異端作なのかも。

ちなみに自分の三国志についての知識は世界史の授業に毛が生えたレベルしかありません。
あとは昔コミックブレイドMASAMUNEを購読していた時に読んでいた女体化三国志漫画DRAGON SISTER!」と、中国史をボロカスにこき下ろした書籍嘘だらけの日中近現代史」による知識くらいか。
そのせいか自分の三国志の登場人物のイメージは
劉備一行はヤクザ諸葛孔明はインテリヤクザ関羽と張飛は美少女です。

そんな偏った基礎知識で読んでみます。
主人公は魏を築いた英雄曹操…ではなくその跡継ぎの曹丕
この曹丕という人物、ネットでちらりと調べてみましたが、
どうも三国志ファンの間でも好き嫌いが分かれる癖のある人物のようです。
ただ、この漫画だけを読んだイメージではオタク気質で愉快な青年という印象を受けました。
偉大な父親と優秀な弟に挟まれてちょっと複雑な感じが可愛い。

詩が得意な弟の曹植も登場。
無邪気な天才肌でちょっと空気が読めないこの感じ、
なんだか軍バルのディーターを彷彿とさせます。

三国志というと群雄割拠の戦乱物語というイメージが強いですが、
この物語は魏国が安定している平穏な時代が舞台であり、
漢詩を嗜んだり、他民族の文化に触れたり、結婚式を邪魔したり
主人公は文化的なことをしています。

戦乱の世もよいですが
文化を扱った歴史物は個人的にかなりツボなので
軍バル同様この建安マエストロもわくわくしながら読めました。
中島先生は漢詩にも詳しいのか。教養の深さに脱帽です。

しかしそのような平穏な日常の影でも
コソコソと権力闘争を始めている兄弟の側近たちが不穏。
権力闘争に負けたら死あるのみが中華様の伝統だからでしょうか。
兄弟たちは置いてけぼりで後継者争いが始まっています。

曹丕は後継者争いには乗り気ではなく、
才能があるなら弟に譲ろうとすら考えていたのですが、
詩と政治に対する考え方の違いから徐々に曹植と対立するようになっていきます。

曹操の後継者争いは一体どうなってしまうのか。
曹丕・曹植兄弟の運命はいかに…!!
というところで1巻は終わっていますが、
なんと、2巻は2010年秋発売予定と巻末に予告編があるにもかかわらず、2016年現在2巻は出ておりません。
というのも連載雑誌が廃刊となった上に、現在中島先生は軍靴のバルツァーを連載しているからなのですが。
軍バルを毎月楽しみにしているのでそちら連載を優先して欲しいですが、
軍バルが無事完結した暁にはこの「建安マエストロ」の続きも読みたいですね。
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

Tag:メディアファクトリー  Trackback:0 comment:0 

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