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傑作癒し系漫画の完全版『ARIA The MASTERPIECE』1 天野こずえ



エニックスお家騒動の末に誕生した神漫画雑誌「月刊コミックBLADE」
箱田真紀・浅野りん・桜野みねね・黒野奈々絵・よしむらなつき等など
エニックス系雑誌の中でも自分が特にお気に入りの作家ほど
お家騒動をきっかけに新会社マッグガーデンに移籍したため
新雑誌のラインナップは実に魅力的でした。
天野こずえ先生もそんなお気に入り作家の1人。

しかしコミックBRADEはいざ始動するとガッカリの連続でした。
看板漫画がゴースト作家に描かれるようになるわ
連載陣が次々と休載し実質打ち切りとなる漫画が続出するわ
メディアミックスは乱発するものの新人は一部を除いてふるわないわ
エニックス時代の遺産を食いつぶしているばかりでした。
「ピースメーカー」や「里見☆八犬伝」のように復活してくれた作品もあるのですが、
個人的に一番好きだった箱田先生は最近ホームページが更新されたとはいえ
いまだ復活の兆候はなし。

そんな残念な状況の中でも、唯一移籍後に成功したと言える作品がこの「ARIA」です。
BLADE創刊当初は数ある連載陣の一つという扱いでしたが
アニメ化をきっかけにBLADE読者・旧来からのエニックス系ファン以外にも「発見」され
不動の看板であり大黒柱となりました。

自分はコミックBLADEを読んでいただけで
ARIAの単行本は集めていなかったのですが、
この完全版が本屋に並んでいるのを見て懐かしさのあまり買ってしまいました。

舞台はテラフォーミングによって水の惑星に生まれ変わった未来の火星、通称『AQUA』
にある観光地「ネオ・ヴェネチア」
主人公・水無灯里はそこでゴンドラを漕ぎの花形職業「水先案内人(ウンディーネ)」を目指す
というストーリーである。

「ネオ・ヴェネチア」はイタリアにあるヴェネチアを思わせる水上都市だが
本物のヴェネチアを舞台にせず
わざわざ未来の火星というSF要素を持ってきたことが
この作品の世界観を自由なものにしている。

1巻はちょうどエニックス時代に連載していた分が収録されている。
完全版と言うだけあって連載時のカラー絵は全てそのまま収録。
2話の夕日の扉絵はかなり好きなので嬉しい。
このころは灯里、アリシアさん、藍華ちゃん、暁さんしかまだいなかったのね。

ARIAはとにかく"雰囲気"が素晴らしい作品。
オシャレなヨーロッパ風の建築物の背景に水の表現。
「ここに行きたい!」と思える世界が広がっている。
登場人物は皆いい人ばかり。
作中に流れる空気がよくて逆に好きなエピソードやシーンを選ぶのが難しい。
1巻収録分だとしいて言えば灯里がシングルに昇格した5話が好きだけれど、
4話の不思議さも捨てがたいし、1巻の登場人物が集合した9話も面白い…的な。

BLADEに連載中も好きな作品でしたが、
久しぶりにまとめて読んでこんなに面白かったっけ?と驚いています。
歳をとって日常を描いた漫画が昔より好きになったというのもあるかもしれませんが。
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テーマ : ARIA (天野こずえ作品)
ジャンル : アニメ・コミック

Tag:マッグガーデン  Trackback:0 comment:0 

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