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乙女の戦争はつらい『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァ―ルカ』6 大西巷一



これまでほぼ無敵だったターボル軍のワゴンブルク戦術をついに破る敵が現れた。
その名もフィリポ・スコラーリクマン人の弓騎兵軍団。

傭兵からの成りあがり騎士フィリポは
騎士としての高潔さは持たず、勝つ事に拘る。
ヤン・ジシュカと似たようなタイプですな。
これから強敵になりそう。

クマン人は馬で高速移動しながら弧を描くように弓矢を放ち、
ワゴンブルクを悠々と乗り越えてきます。
しかも撤退のふりをしながら馬上で後ろを向きながら弓を撃ち
追撃部隊もほぼ壊滅させるという。
そして騎馬民族=野蛮のイメージを覆すことなく
男は皆殺し、女は捕虜にして奴隷化。

今回はいつにも増して女の子が酷い目に遭っています。
女子が戦争に参加したら普通こうなるよね…ということが普通に起きてる。
とはいえ天使隊の女の子はただやられるだけではない。
開き直って女であることを利用しつくすラウラ達のたくましさよ。

ターボル軍は過去最大のピンチ。
戦況の混乱で兵たちが散り散りになり、
要である指揮官ヤン・ジシュカとジシュカの補助役サーラが
人質2名と共に崖から落ち、皆と離れてしまう。

てか、バルバラ様が人質になる展開にはびっくりですよ!
后妃がこんな簡単に人質になっていいのかー!と思いつつも
人質になっても図太いバルバラ様が可愛くて面白い。

バルバラ様はジシュカに十字軍に寝返り、
フス派の兵を率いてトルコと戦うことを提案します。
結局ジギスムント達にとって一番の敵は異教徒のオスマントルコで、
フス派はさっさと片付けたい厄介な中ボスみたいなものなんですね。
対トルコで戦果をあげれば信仰の自由を認めてくれる。
これだけ聞けば穏健派フス派にとってはいい話ですが、
ジシュカさんはキリスト教世界の覇権はフス派が握ると大風呂敷をひいてたし
どうなるかなあ。
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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なんだこのエロ漫画は『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァ―ルカ』5 大西巷一


5巻の表紙、帯がなかったら買うの恥ずかしいなと思ってたら
中身は表紙に恥じないエロさでした。

4巻の間に天使隊を離脱していたガブリエラが
全裸で戦場を駆けながら再登場。
コレラの治療で隔離されている間に
<<アダム>>さまという男が率いるフス派の中でも急進的な一派に入ってしまったようです。
真面目な女の子が精神的に滅入っているときに変な宗教に付け入れられるよくある話か。

<<アダム>>派の教えが
「裸こそ人間のあるべき姿」
「皆で夫や妻を共有」

というぶっ飛んだもので、
ガブリエラについていったシャールカは彼らが
ミサと称して乱交パーティを行っているのを目撃する。
乱交に普通に参加するガブリエラが…。
シャールカの友人たちのなかでもとりわけ優等生タイプだと思っていただけに衝撃です。
友人が心配なシャールカは<<アダム>>派について行くことにします。
てかシャールカ、君は<<アダム>>さまに感化されたわけでもないのに
裸で過ごすことに抵抗はないのか…。

で、なんだかんだで<<アダム>>派は
敵と内通してる裏切り者がいるわ、
協力を拒んだ周辺の村を略奪するわとあんまりなので、
フス派の中でも邪教として粛清することになりました。
「敵に囲まれているのに味方で殺し合いするなんて」と嘆くサーラに対して
「だからこそだ」と答えるヤン・ジシュカ。
団結が必要な時ほど勝手なことをする奴は殺す。
元寇の前の北条時宗を思い出しました。
よく言われる"共通の敵を前にすれば皆が一つになれる!"というのは
結局は味方の中の邪魔者を排除したときに限るのかもしれません。

<<アダム>>派は壊滅しましたが
この出来事はその後フス派の中で起きる内ケバの始まりにすぎないという
不穏なナレーションにワクワクしました。
次巻以降もドロドロ展開が見れる!

そしてガブリエラは…。
作者のお気に入りキャラらしいですが、きっと大西先生はドSなのでしょう。

久々にジギスムント・バルバラ様夫妻が少しだけですが登場したのは嬉しい。
二人の一人娘・エリーザベトがバルバラ様の娘とは思えないくらい純情で可愛いのに
変な男と政略結婚して大変なことになってるぞ。
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籠城戦は地獄だぜ『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァ―ルカ』4 大西巷一


カトリック派の重要拠点であるヴィシェクラフト城を攻めることになったフス派一行。
シャールカ達子ども5名が地下水脈から城に忍び込み、
精鋭の大人兵たちも引き入れて城門を内側から開けようと試みるが途中で見つかってしまう。
潜入組は城の中の塔の1つを占拠し、
城の外からの援軍を待つことになるが…。

籠城する巨大な城の中で、さらに城の中の建物の1つに籠城する人たちがいる
二重籠城というすごい状況になりました。
塔の中にいるシャールカ達からは籠城戦の悲惨さを、
城の外にいるジシュカ達からは攻城戦の痛快さを楽しめて
一粒で二度美味しい1冊となっております。

籠城組はいつまでも援軍が来ないなか、
食料もそこをつき極限の状態へ。
そんな時、一緒に籠城しているエリクという少年とシャールカはちょっといい感じに。
1巻以来のロマンスの予感…と思いきや、
エリク君はシャールカより先に飢えで錯乱してしまう。

城攻め側のほうはヤン・ジシュカの作戦が見事にはまる。
単に城を攻略するだけなら持久戦でほぼ勝っていましたが
シャールカ達も助けることを見越して
心理戦も交えた援軍つぶしが見事でした。

飢えで痛ましいほど痩せてしまうシャールカ。
先に死んだ仲間の死体まで食べてしまう一行。
援軍が目の前で倒されて集団狂気に陥るカトリック派の籠城組。
と籠城の悲惨さが一通りあって満足でした。
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ヤン・ジシュカの野望『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァ―ルカ』3 大西巷一



プラハの町を取り戻したフス派一行。
ところでプラハの町に流れているヴルタヴァ川ってモルダヴのことだよなー。
学生時代に音楽の授業でスメタナ作曲のクラシック曲「モルダヴ」をよく聞かされましたが
改めて調べてみたらモルダヴは「我が祖国」という連作の2番で、
1番「ヴィシェフラド」、3番「シャールカ」、5番「ターボル」だと…!!
シャールカはチェコの伝説に登場する勇女の名か…。
うん、乙女戦争のシャールカも勇女だ。

ヤン・ジシュカの野望が予想以上すぎる。
異端扱いされているかわいそうなフス派が
世界征服を企む悪の秘密結社カトリックを撃退する物語だと思っていましたが、
ジシュカの野望は「ヨーロッパを征服してフス派がキリスト教世界を制覇する」だそうで。
世界征服には世界征服で対抗というわけか。
てか、ジシュカさんは史実ではもう老い先短かった気がするのですがどうなることやら。

後半のペストネタは興味深い。
この敵側のペストの利用の仕方は今でいうところのバイオ兵器ですね。
実際こんな使い方してたのかと疑問でしたが
巻末の解説コーナーで「現実ではペストを兵器として利用した事実はない」
とはっきり書かれてました。
しかし「"笛"で戦う少女たち」もですが
実在しないけど面白そうな要素を思い切って投入してしまうところも
この漫画の面白さに繋がってるなあ。
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騎士VS神の戦士『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァ―ルカ』2 大西巷一


フス戦争を題材にした中世歴史ミリタリ漫画第2巻。

神聖ローマ皇帝ジギスムント率いる10万の十字軍と
ヤン・ジシュカ率いる2千のフス派のダーホル軍(教皇からみたら異端者)が激突。
もちろん主人公シャールカはダーホル側。

数で挑んでくる十字軍を
新兵器新戦術でダーホル軍が蹴散らしていく様は熱い。
とくに丘一面に並んだワゴンブルク(荷車で作る即席の砦)は壮観。
軍記漫画好きならこれを見るだけでもこの漫画を読む価値があるのでは。

しかし自分的に1番の驚きの発明品は"軍規"
この時代(15世紀)までその概念がなかったことに加え、
ヤン・ジシュカが農民や傭兵の寄せ集め兵を律するために
作り上げたというのも驚きです。

敵サイドのキャラも立ってきました。
ドイツ騎士団の黒騎士ヴィルヘルム・フォン・シュヴァルツ
陣営的には敵ですが、見た目や性格は完全にヒーロータイプ。
先陣をきってワゴンブルクを突破し、シャールカのピンチも助けてくれるというイケメン。
…なのだがビッチ后妃バルバラ様にはいいようにもてあそばれて残念な面もあります。

ジギスムントの妻バルバラ様は
有能かつ男を食い物にしている感じが良いです。
おまけ4コマ全部バルちゃんだしw
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中世ヨーロッパは地獄だぜ『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァ―ルカ』1 大西巷一


15世紀に中央ヨーロッパで実際に起きた出来事「フス戦争」を題材にした物語。

歴史に弱いが故、フス戦争なんてどんな戦争なのかさっぱり知りりませんでしたが、
どうやらのちのヨーロッパにおける「宗教改革」の発端であり、
「銃」の元となる武器が初めて使われた戦争でもあるらしい。

民族衣装に金髪の少女が"笛"という名の銃を持つ絵の表紙だけでもインパクトはありましたが、
話が始まったらいきなり騎兵による農民虐殺主人公レ○プされる人間ツリー
とエグイ展開のコンボですぐ引き込まれました。

主人公のシャールカは普通に可愛い。
純真な幼女主人公に最近弱い。
1話以上の酷い目には合わないで欲しいなあ。

フス派を率いる傭兵隊長のヤン・ジシュカもインパクトがあるキャラクターです。
隻眼で狡猾でカリスマがあってとすごい人だなと思っていたら
どうやら実在する人のようで。
チェコでは日本における織田信長並に崇められていたりするのでしょうか?
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Author:小豆
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